16番枠から先頭へ
ピューロマジックは16番枠から発走し、3コーナーと4コーナーを先頭で通過した。前半600メートルの通過は33秒6。レースのハロンタイムは11秒8、10秒6、11秒2、11秒4、11秒6、12秒6で、最後の1Fが最もかかった。
直線ではワールズエンドとサウンドモリアーナが追った。5番人気ワールズエンドは3コーナーと4コーナーを3番手で進み、推定上がり3F35秒3。勝ち馬と同じ1分09秒2で2着に入った。11番人気サウンドモリアーナは3コーナー5番手、4コーナー3番手から伸び、さらにハナ差の3着。同じく1分09秒2だった。
ピューロマジックの推定上がり3Fは35秒6。上位3頭は同じ走破時計ながら、先頭を進んだピューロマジックがクビ差、ハナ差の接戦をしのいだ。4着スターアニスは1分09秒4で、3着から1馬身1/4差だった。
2026年のJRA重賞3勝目
ピューロマジックは父アジアエクスプレス、母メジェルダの5歳牝馬。スプリンターズステークス終了時点の通算成績は22戦8勝となった。今回がGI初勝利で、JRA重賞は6勝目だった。
重賞初勝利は2024年の葵ステークス。同年の北九州記念も勝ち、2025年にはアイビスサマーダッシュを制した。2026年は函館スプリントステークスとアイビスサマーダッシュを勝っており、アイビスサマーダッシュは2年連続の優勝。6つ目のJRA重賞タイトルが初のGIとなった。
2026年は6月の函館スプリントステークス、8月のアイビスサマーダッシュに続くJRA重賞3勝目。函館スプリントステークス1着、アイビスサマーダッシュ1着、セントウルステークス2着で26ポイントを獲得し、サマースプリントシリーズ王者にもなっている。
スプリンターズステークスでは、岩田望来騎手と安田翔伍調教師がともに初勝利。安田調教師にとっては、ピューロマジックの勝利が現役103人目となるJRA通算200勝でもあった。夏の短距離路線で結果を重ねた5歳牝馬が、秋の中山でGIタイトルを加えた。